NUC6i7KYK
およそ9か月、プライベートではMacbook Airのみを使っていましたが、スペックの良いWindowsマシンが欲しくなり、NUC6i7KYKを買いました。4コアのCPUが乗っていて、メモリとSSDを自分で足すというベアボーン形式のPCです。メモリは32GB、SSDは512GBのものを2つ使ってRaid1にしています。ティッシュ箱よりも小さい筐体ですが、まぁまぁのスペックです。組み立てはとても簡単で、ふたを開けて、メモリとSSDを刺して、ふたを閉めるだけです。*1
最初は NUC7i7BNH にしようかと思っていましたが、意外にもCPUの性能はこちらの方が高そうだと判断して決めました。
以前のデスクトップマシンも小型のベアボーンでした。もうデスクトップPCのためにタワー型のケースを使うことは二度と無いという感覚を持っています。 スマートフォンやRaspberry Pi 3のスペックを考えるとなおさらそう感じます。
Windows 10 はクラシカルなパッケージ版を買いました。USBメモリに入っているものです。 無線LANはWindowsのインストール中につながり、USBサウンドデバイスとして使っているRoland Octa-Capture のドライバもUSB接続したら自動的に入りました。 Raidで少しつまづきましたが(後述)他は楽なものでした。
冷却するためのファンの音は小さいとは言えません。筐体が小さい分、静音ではないのでしょう。
あんまり気にしてませんがベンチマークもとってみました。描画性能は弱いかもと思いましたがDQXは快適に遊べるようです。*2
Raid
Raid を使うには Windows をインストールする前に BIOS の設定をする必要があります。 また、WindowsのRaidドライバーのインストールが必要です。Intel NUCの公式サイトに手順が書いてあります。
ところが、最初はRaid用ドライバーの入手方法がわかりませんでした。上記サイトには2017年7月5日時点で以下のように書いてあります。
Where do you want to install Windows?(参考訳:Windows のインストール場所を選択してください) 画面に以下が表示されたら。 USB フラッシュデバイスの、インテル®ラピッド・ストレージ・テクノロジー・ドライバー: rst_f6floppy_win7_8.1_10_64_14.8.0.1042.zip です。
ドライバーのダウンロード先へのリンクが貼ってあればよいのですが、ありません。
rst_f6floppy_win7_8.1_10_64_14.8.0.1042.zip
というファイル名でIntel公式サイトを検索しても、Googleで検索しても出てきません。
Intel のサポートページからドライバーとソフトウェアのページに行き、製品名の入力フォームに NUC6i7KYK
を入力すると、この製品のドライバー一覧が出てきます。
そこで “Raid” で検索すると目的のRaidドライバーが見つかります。2017年7月5日時点のパッケージ名は RST_Win7_8.1_10_15.2.0.1020_f6flpy-x64.zip
です。
あとは手順通りです。