カナダのバンフへスキーに行ってきた
どっか海外旅行行こうかと思っていたところに「カナダでスキーすっぞ」と友人達からお声がかかったので行ってきた。滅多に行かないだろうからブログに残しておく。そもそも海外へ行くのは15年ぶりくらいだったし。
今回行ったのはバンフ。成田空港からカルガリー空港まで10時間弱。そこから西へハイウェイで1時間ちょいで着く。
行ったスキー場は以下2か所。日本だと宿からスキー場まで歩いて行くことが多いけど、バンフでは宿からバスに40分くらい乗っていく。バス代はリフト券とセットだった。
装備はこんな感じ。顔をすっぽり隠すのがよい。でないとしぬ。何しろマイナス20度だとかが普通の世界なので、耳が出ていたりすると危険。今回は Amazon で "ロシア 帽子" で検索して出てきた帽子を買っていったが、これが大正解。町を散策するときもずっとこれをかぶっていた。
これが真冬のカナディアンロッキーだ。 スキー場へ向かうバスからの景色は大体こんなん。ひたすら雪と針葉樹と岩。土は全くと言っていいほど見えない。ある程度の高度になると木が無くなる傾向にある。たまに川や湖が見えるが、凍っていて湯気が出ている。こわい。
いよいよスキー場。カナダのスキーというと…「ヘリで頂上まで連れていかれて雪崩に追われながら木々の間を滑り抜けてゆく」 というイメージを勝手に抱いていたのだが、ちゃんとリフトがあったしコース標識もあった。そりゃそうか。この写真の太陽の真下にチリみたいなものが映っているのがわかるだろうか。これはチリではなくダイヤモンドダストだ。最初は目の前にキラキラした粒が見えて「飛蚊症か?」と思ったけど、5秒くらいで気づいた。マイナス10度以下でないとみられないらしい のだけど、このときはもっと寒かった。寒かった…。
日本と圧倒的に違うのは広さ。山1つ全部スキー場かよってくらいの広さ。伝えられるいい写真が無いが、ぽかーんとしてしまうくらい広い。さすが人口密度が日本の 1/100 なだけはある。コースも当然たくさんある。上級コースの名前の中には "Think Again" だとか "Hell's Kietchen" など、ユーモアの効いたものがあって面白い。
疲れたらロッジなどの建物で休む。治安はそこそこいいらしく、板にはほとんど鍵がかけられていない。"Lock it or Lose it !!!" なんて警告は書いてあるけど。
ごはんはスキー場でも町でも肉とポテトが中心。サーモンも名産らしい。バッファローの肉なんてのも食べた。うまい。でもポテトはきつい。ポテトは意識しないと避けられない。飽きたり苦手だったりしたら "Veggie" って表記されたメニューを食べるのがいい。
北海道のスキーも何か所か行ったけど、バンフのスケールは段違いだった。国内のスキーに飽きたら特攻してみるのがいいのではないだろか。お金はかかるけど、きっと満足できると思う。